19巻の感想をだらだらと。(前半)

19巻の感想です!

本誌を追っているので、単行本の内容は2年半前(ほんと間あきすぎですね…)ぐらいにすでに読んでいて、その当時うおおお!ってなってたりするのを思い出す感じです。まとめて読むとまた違った印象を受けるんですが。新鮮な感じの感想とはちょっとちがうかもですがだらだら感想書いてみます。
一応続きに隠しておきますね。

この巻は夏大が終わって次へのスタートの巻ですよね。
武蔵野の試合の終わり方は、こんな風に終わるのかああ…!つらい!と思いましたが、実際、勝負は非情で残酷なんですよね。高校野球見てると、エラーで逆転で終わりなんてのもあるし。武蔵野も他の学校も3年生の活動がこれで終わると思うと寂しいですね。春日部の3年とかすごく好きだったよ…。

三橋が阿部の家に行く所で、三橋と阿部は一歩進んだな!というのがあったけれど、阿部の榛名へのわだかまりは残ったまま。阿部が榛名と向き合うのは次へのステップへ欠かせないことなんですよね。試合とかで描かれるのかなあと思っていたので、この対面は意外だったけれど、そんなところが振りなんだなあと思ったりします。
私が振りに一番はまった部分は、三橋とか榛名のような強烈な個性を持った人間とかかわる阿部(まあ阿部も強烈な個性の持ち主ではあるけど)への共感だったりするので、このシーンはすごくドキドキして読みました。
最初本誌で読んだときは、阿部が強く根に持って考えていたことも、榛名にとってはそれほどのことではなかったり(というか榛名は阿部を気遣ったりする余裕なかった)とか、ツーン!みたいなとことか、くそ〜〜っ!榛名めっ!ってギリギリしてたんですが、単行本でもう一度読んだら、もうちょっと冷静に読めて、榛名の「ありがとうそしてごめんなさい」と言える部分をいいなって思えるようになりました。

榛名みたいな人間に向き合には、阿部になるか秋丸になるかになっちゃうと思うんですよね。短期間でがっつりとぶつかってやりあうと阿部みたいな感じになるだろうし、長期間になると、ぶつかり合わないようにゆるく交わす秋丸みたいになるだろうし。
榛名のイメージが阿部のシニアのイメージとイコールになってしまっていて、榛名がそこから変わっていない気がしてしまうんだけれど、榛名は武蔵野に入って変化しているんですよね。だから阿部も秋丸も榛名の呪縛(っていうと怖いけど、榛名みたいな人間はそれぐらいエネルギーが強いと思う)から解放されて、変わって行かなきゃいけないんだよなあ…。私も変わらなければなあ…

阿部と榛名と秋丸のことになると熱くなってしまう…ふぅ…。
この3人の関係読むと変に感情移入してしまって、すごく偏った感想になってると思います…。

その対面のシーンを作ったのは三橋なんですよね。阿部を引っ張って行く三橋はかっこいいです。
三橋が「振りかぶってなげる!」と言ったシーンはうわあああって大興奮しました。ここで!タイトルの!振りかぶるが出てくるとは〜〜!!!!って。

あれ、まだ単行本の半分までなのにこんな長くなってしまいました。

後半はまた後日書きます!

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